那須散策
(2024/7/30撮影)
今年の夏はとにかく暑い。そこで少しでも涼しいところに撮影に行きたいと思い、しばらくぶりに那須に行くことにした。県内の2大観光地日光と那須、日光にはたびたび訪れているので今回は那須にした。また、那須の自然を少しでも味わいたいと思い、殺生石、温泉神社、吊橋、展望台、そして南ヶ丘牧場に行くことにした。どれも何十年ぶり、あるいは初めての訪問だ。那須の自然をどうぞご覧ください。

那須温泉神社の駐車場に車をおき境内を散策。実は駐車場の標識が偶然見えたのだ。
すぐ前に見立神社があった。
温泉発見者、狩野三郎行広の創建である。

神社本殿。質素だが趣があり感銘した。

御神木「生きる」。樹齢推定800年のミズナラだ。

那須温泉神社拝殿。自然に囲まれた雰囲気がとても良い。

拝殿わきの札所。森に囲まれた中に調和している。

拝殿わきから殺生石方面に抜ける細道がある。ここから見る賽の河原は圧巻だ。

途中に九尾稲荷神社があった。
10年ほど前に鳥居を新しくしたそうだが、ずいぶん色褪せてきている。

アジサイがまだ咲いていた。さすがに那須は涼しいようだ。

殺生石である。ここを訪れるのは何十年ぶりか。

殺生石とは溶岩のこと、この岩のようだ。何となくあれた山肌の風景としてとらえてしまう。

反対側を振り向くと、荒れ果てた賽の河原と遠くに那須高原が見える。

教傳地獄。たくさんのお地蔵さんが見られるが、昭和57年に建立されたものだ。

湯の花の採集場跡。昔の採集法を再現したものだ。

山の一部がガスで荒れ果てている様子が良くわかる。
昔はこのような木道などなかったような気がするが。

盲蛇石。盲目の大蛇が湯の花の作り方を教えた伝説がある。

殺生石の駐車場から温泉神社に抜ける階段がある。
その途中で石碑を見つけた。
田舎ではこういう石碑をよく見かける。

温泉神社二の鳥居。順番が逆になってしまった。

大和さざれ石。いろいろな神社でよく見かけるようになった。

鳥居の脇にあったこの建物、足湯である。
こんばいろとはカタクリのことだそうだ。

左右に同じものが2つある。反対側にはお客さんがいた。
質素でいい感じだ。もちろん無料。

つつじ吊橋の駐車場に車を停め、木道を歩いていく。
いかにも那須らしいいい感じだ。

つつじ吊橋だ。初めて来た。

吊橋から下を覗く。何とも気持ちが良い。

こちらは那須高原展望台(恋人の聖地)である。
那須高原が一望できるのだが、手前の木が邪魔してうまく収まらない。

全国で100番目の聖地認定を受けている。中央が桂由美による記念の石碑。
年配の女性や若い人が記念写真を撮っていた。

こちらは南ヶ丘牧場だ。ここへ来たのも何十年ぶりか。

牧場で釣り堀。まあこれもいいではないか。

ここでは動物と触れ合える。子供は楽しそうに遊んでいた。

この雨どいのようなところからえさを与えることができる。
何ともおもしろい造りだ。

窓から顔を出す馬。つい撮ってしまった。

こちらはウサギと触れ合える施設。時間制だ。

こちらはモルモットハウス。ここも触れ合えるようだ。

奥の方に憩いの小道なるものがあった。
こんなところがつい入りたくなる。

牧草地が広がり、遠くに那須連山が見える。
こんなのんびりしたところは気持ちが休まる。
今回は那須の中でも何十年ぶりに訪れたところばかりだ。
最初は雨が降っていてどうなるか心配であったが、午後には晴れてきた。
のんびりと気分転換のできる良い一日になった。
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