霧降高原キスゲ平~天空回廊~
(2014/7/14撮影)
霧降高原に天空回廊なる木製の階段がある。ここは昔スキー場だったところで、その頃何回かスキーをした記憶がある。スキー人口が減りスキー場を閉鎖する話は聞いた記憶があるが、こんな階段ができているとは思わなかった。案内の写真を見て、これは行くしかないと思った。それにニッコウキスゲが咲いている。不安と期待が入り交じる。

平日にもかかわらずたくさんの観光客がいた。

林の中を階段が続く。この辺はなだらかで良い。

左側のなだらかな斜面が昔スキー場だったところだ。

蛇腹のような階段がおもしろい。
一部下がっているように見えるが、目の錯覚である。

歩いてきたところを振り返る。
ここまではなだらかで良かった。

ここから頂上まで勾配がきつくなる。
スキー場では中級者向きの斜面だ。

ニッコウキスゲが咲いている。
階段には時々休憩できるようにデッキがある。

やっと半分だ。
残り半分まだまだ続く。

ヨツバヒヨドリ。
普段は気にとめない野草に目が行く。

遂に到着、疲れました。

トンボがいた。近付いてもじっとしている。

頂上にてニッコウキスゲを見つける。
疲れがとれる。

これはシモツケ。まだ蕾だ。

こちらはニガナ。
今まで気がつかなかったような野草に目が行く。

霧の中でクルマユリの美しさが目を引く。

ヨツバヒヨドリがかわいらしい。

ニッコウキスゲはここでは存在感があり、やはり美しい。

これはノハナショウブであろうか?
もう少しで開花する。

これもヨツバヒヨドリ。
ピンクの色が何とも美しい。

ニッコウキスゲにトンボがとまった。
自然の中では花のいろいろな状態が絵になる。

霧降はその名の通り霧が多い。
一瞬霧が晴れ、隣の山が見えた。感激。

霧の中で語らう二人。
霧がムードを演出する。

この霧は何ともロマンチックだ。

霧の中でもニッコウキスゲはその存在を主張する。

帰りの階段は霧の中に消えていく。
今まで公園や植物園の花を撮ることが多かったが、自然の中にこんなにきれいな花がたくさんあることに改めて気づいた。1445段の階段は、はっきり言ってきつかった。でもどこか心地良い疲労感がある。今まで知らなかった野草にもたくさん出会えた。収穫の多い一日だった。